インドア派。

日常のメモ書き

献血のおはなし

さ、覚えてる今のうちにばーっと書き起こしだ

友人とぶらついてる先で見かけた献血センターに寄ってみた。
物は試しだ、生まれてこの方献血なんてしたことは無いので行ってみる。友人は針が苦手ということでパスだが。

巨大なデパートの連絡通路を進む。
夕暮れはまだだというのになんとなく薄暗い、冷房もあまり効いていない。通路内に無機質に置かれた自動販売機の駆動音が、陰気にジィジィと鳴り渡る。
程無くして通路を抜ける。明るい蛍光灯に綺麗に塗られた壁が視界に飛び込む。ここが、デパートの別館だ。
「献血センター」と書かれた看板と扉もすぐに目に付いた。

そいじゃいってくるわ
「いてら」


扉を開ける。
広いテーブル、ソファ、視界一面に広がる大きなガラス窓
視界の正面には周辺の高層ビルが立ち並んでいるがなかなか開放感がある。
清潔で小奇麗で居心地のよい空気はさすが医療関連施設だな


まずは受付で身元の確認をする。
渡されたシートに自分の住所と、それから簡単な身体情報を書き込む。

「ではこちらに書き込みお願いします」


住所なんかはいわゆる個人情報だな。
希望すれば、検査結果を送ってくれるという。

なんでも、血液は人によって違うもので、血液型が一緒なら何でも大丈夫というものでもないらしい。
ダメの原因は色々あるが、例えば体質的なものであったり、例えばウイルスなどによる汚染が原因であったりする。
ふんふん言いながら話を聞く。



折角なので献血の流れを紹介しておこう

まずは自分の身体情報をセンターに伝える。
それから身体についてセンター内の医師と詳しく問診をする。
その後検査、採血、と。

これらの過程を経て献血が出来る、ということだ。時間はおよそ1時間ほどか。
ちなみに希望者は年間およそ670万人、諸々の理由でその内の100万人程が献血できずに帰っていくそうだ




エイズ検査目的で献血、というか血液検査しに来る輩がいるらしい。
全く、他人の体の中に入る血液だっての理解してんのかね。
陰性だろうと陽性だろうと事実は事実、こんなセコイ方法で病気と付き合ってこうなんぞ認識が甘すぎる。さっさと受け入れないと、自分自身が余計大変なことになるだけだぞ。
不安なら素直にちゃんとした病院行って検査してきなさい。危ないセックスも程々に。
・・・などと誰に対して言う事も無い説教を頭の中でなんとなーく垂れ流しながらシートの空白を埋めていったー。


自分の体重を忘れるという大事故発生
体重は気にしないタチなので体重計などここしばらく使っていないが、さて何?だったかしら

まあ医療関連施設なんで体重計ありますしね、大丈夫大丈夫、
ほら家のちっこいのとは大違いの立派な体重計、ちょっと借りますね?えーと、52kgですね



あれ!!!!!!履物のままお乗りくださいって書いてある!!!!!!!!
普通に靴脱いで乗っちゃったし!!!!!!!


いらん恥を掻いた!
「どうしました?」
あスイマセンなんでもないです

次は血圧を測る。
大きめの機械。穴に腕を通して測るという、おお、フルオート。先進的だ。
最初使い方がわからず上腕まで深く差し込むのに気付かなくて怖い想いをした

次の段階の準備ができるまでタダのコーヒーを飲む。
センター内に自動販売機置いてあるんだよ、好きなだけ飲めるしすげーねここね


次は問診だよ問診
Windowsで見慣れたポインタ眩しいタッチパネル形式で、画面をぽちぽち押しながら答えていく
コツがいるのか反応が悪く3連打を要求される場面が多々

17問に答えて機械問診は終了。さて問題らしい問題は1箇所か。
次は身体情報について細かく詰めます、医師による詳細問診です


仕切りの付いた小部屋に案内される。
小さいテーブルの向かい側、白衣を着た神経質そうな男性が資料を整頓している。
白髪混じりの髪に黒縁メガネ。これはベテランドクターに違いない


「はいーどうもーではーイスにお掛けくださいーあれー血圧高めですねー緊張してるのかなー?」
リラックス効果を狙っているのだろう。語尾的な部分をびろびろ延ばす。なんで医者はどいつもこいつも私を笑わせに掛かってくるのか

しかしーこの医者ー本題に入るとざくざくと切り込んでくる切り込んでくる。話ししやすくてこれはイイネ!
そんな感じで話してると出ました出ましたよボロが。
そういえば週一ほどの頻度ですか、立ち眩み的な症状が出るのだった
まあ症状的にはそう大それたものでもなく?突然に体のバランスが取れなくなり視界が一気に暗くなってゆく。5秒10秒で治るので特に困ってはいないのだが。

単に引き篭もりすぎが原因だと思うんで大した事は無いですよハハハという台詞がノドまで顔を出したものの、しかしやはりフラつくのはフラつくのであり変わり無い事実なのでその場で言うのは控えることにした。
それにしても、体の事なんて自覚がないと覚えてないもので、さくさく話して聞き出せるなんてやっぱり医者はスゴイナと感心するばかりだ。
シートに問診結果を書き込みつつ献血についてのパンフレットを手渡しながらちゃんとした病院で検査してみたほうがいいよ、と薦めてくれた。

「えーとー原因不明の軽い眩暈のような症状カッコ10秒ほど体がフラつく、回数は週一前後、立ち、座り関わらず起きるカッコトジにより病院にて検査を提案、今回は献血を遠慮、・・・」

枠が!シートの書き込み欄が小さくてこのままじゃ書ききれないよ!先生!
せんせ、 ! 惜しい!3文字外に出ちゃった!



さて、血液を抜き取る、という行為はつまり体の機能の一部を抜き取るということが言える。
カラダには、無くなった機能を一時的に補うことができるだけの余裕が必要で、体調万全であっても、万一のリスクは拭えないという。
始めの住所登録は、そういう万一の場合に備えた身元の確認も兼ねているということか。

理由はどうあれ、不本意ながら、670万人の内の献血出来ない100万人にエントリーしてしまったわけだ。
健康であることとは、単に病気をしていない状態、という事ではない。そして健康であることには一つも損は無い。みんなも、体は大事にしよう。


問診終わったらこれくれた
明日の昼飯も貰えるなんてまったく、無駄足では無かったな。
なんだか私の健康が遠く遠くに輝いて見える。ここからでは手が届かないや。



おまけ
センター内から友達に送ったメールを公開


きたわ (16:53)
: 飲み物飲み放題

おい (17:18)
: 問診で蹴られた・・・

ってかあなたどこ (17:29)
本文なし


後で合流してから気付いたけど
友達ケータイの電池切れてたっすよ・・・・
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  1. 2006/07/04(火) 23:44:37|
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